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011:英雄~020:花束までのレビュー。

● 011:英雄
リメイク版、初の全書き直しでした。
一口に英雄って言っても、色々あるよな。というのが、これを書いていたときに一番思ったことです。
華々しさから考えると、やっぱりすぐに思いつくのは武勲をたてたような人のことかなと思うのですが、それだけじゃないよね、と。
実際、普段生きている中でも小さな英雄に接する機会はよくあることなんじゃないかなと思います。
大切なのは多分、それに気づけるかどうかなんじゃないかな。

● 012:砂漠の水
別に、「彼は友達裏切ったから報いを受けたんですよ」という話を書きたかったわけではないのです。
死んでいたのが本当に砂漠で助けた男の友人なのかはわかりませんが、そういう意味ではなくて。
結局、生きるために必要なのは運だと思うのです。運の強い人がどうにかなる。でも運の強弱はけっして生まれつきのものではなくて。
気持ちの持ちよう。
きっと生き残ってやる、という気持ちは、砂漠で遭難した二人ともが思っていたことだと思うのですが、水を盗んでいった男の方は、そう思うことで焦りすぎて、だから運気を逃してしまったというか。
何か迷ったり困ったときはじっと落ち着いて、よく考える。考えてもわからないことは、聞こえないものに耳を澄ましてみる。
それって大切な事じゃないかな。

● 016:長い夜
ふっと視線を上げたとき、ガラスに映った自分と目が合う事ってありませんか?
別に他の誰かが見ているわけでもないのに、ちょっと照れくさかったりして。
なんだか私はそういう時に、ふと、笑える人でいたいなと思います。自分自身と、誰より仲良くしたいから。

● 017:スティグマ
スティグマってなんじゃい、と思っていたところへ、心優しい友人が助けてくれました(笑
「汚名」とか「罪人などに押す烙印」とか「マイナスイメージによる人間の特徴」とか、なんだか負の方向の言葉が並ぶ中、最後に
【カトリック】聖痕。キリストの傷と同一形状の痕跡
という意味が並んでいて。本編ではキリスト教観点を省いた「聖痕」としての捉えかたをしてみました。
誇りの傷とは言いながら、影を落とす暗い感じもあってピッタリかなーと思っています。
無知な私に色々と教えてくださった水月様、本当にありがとうございました
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(C)制作手帳 / ブログ管理者 里見 透
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