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せんさんからいただきました。
久々のバトン!!!

追記の部分から読めますが、ネタバレあんまり気にしてないので、見るときは注意が必要かもです。


【小説書きさんを問い詰めるバトン】

一次創作、二次創作問わず、「小説書き」をされている方向けのバトンです。
【小説書きさんへ問うバトン】に比べると、ややつっこんだ質問が増えています。

→せんさんからいただきました。久々のバトンです!頑張る!!!

1:小説を書く際、資料などは使いますか? 何を使いますか?(例:wikipedhia、書籍名、etc)
→広辞苑と類語辞典は手放せません。あとたまにサバイバルの本とか、建築の本とか、家庭の医学的なものとかも参照します。イメージを膨らませるのに使うだけなので、あんまり本編に生かされてないですが……。目下探しているのは、古めかしい民間療法が沢山載っている本です。5000円までなら出せる。

2:プロットやフローなどは用意しますか? 用意するとしたら、どのように立てていますか?(例:メモ書き、StorYBook、etc)
→一応立てています。しょっちゅう逸れますが…。大抵の場合、ノートを買って、まずそのノートをボロボロにして、それをネタ帳にして諸々書きながら内容を決めます。………新しいノートを綺麗なまま使おうと思うと、後から良いネタを思いついたとき、ごちゃごちゃと書き込むの嫌になりませんか。もともとボロのノートの方が、思う存分書けませんか。……私だけかしら…。

3:小説を、どこかに投稿したことはありますか?
→なくは……ない…ですね……。

4:あなたの小説(文章)が一番影響を受けている作家さんを一人挙げるとしたら、どなただと思いますか?
→どなただろう……。多感なお年頃に最も感銘を受けたのは夏目漱石先生の文章でした。「こころ」の手紙の部分は、一時期言い回しを覚えそうなくらい読んだ。

5:あなたの書いた小説に今まで登場した中で、一番好きな情景描写の言い回しを一つ、見せてください。(ネタバレしそうな部分は伏字などで構いません)
→こ、これちょっと恥ずかしいな。なんだろう。どこだろう……そんなところあったかな……。無難なところから引いてきます!
 禍人の頬に涙が落ちた。そして同時に、偽りの世界に白波が立つ。
 まるで大海原の中心に放り出されたかのようだった。突然起こったその波に、マカオの悲しいモノクロの大地が、色を失ったラトの故郷が、鮮やかな色彩に塗り替えられていく。赤、青、黄……全ての色という色が、我先にと競うように、川岸を、大気を、そしてラト自身を色づける。
 雨雲が音もなく流れていった。
 緑の香りを風が運ぶ。
 空の蒼が融け出して――夕日の赤に、丘が染まる。
(吟詠旅譚太陽の謡 第2幕14話)


6:あなたの書いた小説に今まで登場した中で、一番好きな心理描写の言い回しを一つ、見せてください。(ネタバレしそうな部分は伏字などで構いません)
→こ、これも……わりかし無難なところから……!
 剣を握りしめたまま離そうとしない右の手首を、指先まで冷えきった自らの左手で掴んでみる。震えはなかった。しかしその事に安堵する一方で、真っ黒な恐怖が心の内を巡っていく。
(すり替わる)
 それは自分でも気づかないほど、自然に。
 握り締めた剣に、紅がこびりついている。オスティナートを切り捨てた感触は、いまだその手に残っていた。肉を切り裂く鈍い手応え。骨を掠める軋んだ感覚。戦いの中だったのだ。生きることを望むなら、誰かを生かすことを望むなら、それを恐れてはいけないのだと、頭のどこかでは理解していた。そうしなければ、いつか心が死んでしまう。
――このまま先へお進みください。焦れることなく胸を張り、従える者の威厳を持って。
 そうできたなら、どんなに良いだろう。そう思うとちくり、と、小さな針が喉を通っていく気がした。そうして堂々と歩いていけたなら、期待に応えることが出来たのなら、きっとこの胸も、もう少しは安らいだのだろう。……本当に?
(すり替わっていく)
 非日常が、アルトの信じた日常を、凌駕し書き換えていく――。
(吟詠旅譚風の謡 第1幕51話)


7:あなたの書いた小説に今まで登場した中で、好きな台詞を三つ、見せてください。(ネタバレしそうな部分は伏字などで構いません)
「あの塔は、どうしてあんなに高いんです?」「あの山が、あれだけ高いのと同じ事です。ただ、この塔は山が持つ清廉さの代わりに、人間の愚かな欲をまとわらせているようだけど」(旅の歯車 59話)
「あなたが今言ったこと、もっと簡単に言い換えられるわ」「優しい人なの。とても、優しいの」(旅の歯車 85話)
「ならば形は問いません」「抜き身の剣も使い方次第で、あの方を支える杖となり、あの方を守る楯となるでしょうから」(吟詠旅譚ディア・ミィ エピローグ)

→あと、ややギャグ的なところなら、海でツキが言ってた「十二歳で子持ちなんて冗談じゃない」のくだりと、風でシロフォノが言ってた「頭が高いよ」のくだりは書いててもの凄く楽しかったです。……しかし主人公の台詞が一つも出てこないっていう…。

8:あなたがこれから小説に書こうとしている台詞で、「今後の見所!」になりそうな意味深台詞を三つ、ここでコソッと教えてはいただけませんか?
→では、ガチで。
「そうだ。けっして覚えていられない。……だからこそ、その事が、酷く、悲しい」
「川はあるけど、水はない。陸はあるけど、土はない。――この地図の上に人はいない。だからそんなことが言えるんでしょう。あなたがほんの少しでも、血に染まる人々のことを思えたなら、そんなことは口に出すことも出来ないはず。違う?」
「あなたに三度、恋をしました。だけど三度目に恋したあなたがあまりに綺麗だったから、あの時は、逃げ出すことしかできなかった」


9:小説を聞く時に、音楽は聞きますか? 聞くとしたら、どんな音楽を聞きますか?
→書いてるときはあんまり聞かないですが、ネタをまとめている時とかには聞きます。サントラなどの時もありますが、割とPOPSが多いです。

10:日々の生活で、「あのキャラならここはこうするだろう」「あのキャラならこれを選ぶだろう」といった妄想が展開されることはありますか?
→それはないですが、自分で何か選択してから、「あ、今色々迷ったのってそのままネタに使えるんじゃないの」と思うことはあります。…創作中毒者です……。

11:これから小説を書き始めようとしている方に、何かアドバイスがあればどうぞ。
→な、なんだろう。……あ。せっかく書き始めたのなら、どんな短編でも良いから一度は完結させてみた方が……もっと楽しくなるかもですよ、とか……? え、偉そうかな。うう。でも完結を知らずに創作やめちゃうのは勿体ないとよく思うんだ……。

12:ありがとうございました。 もし良かったら五人くらいにパスしてはいただけませんでしょうか。
→えーっと、えっと、じゃあですね。山鳥角膳さん・三毛猫さん・すばるさんに!スルー全然OKです!!!


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