そういう手帳スペースです。
■ネタバレ対策を
一切していません■
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吟詠旅譚の世界には様々な国や地域があり、色んな人種の人間が住んでいます。
現在本編中で出てきている国は、アルトの住んでいるクラヴィーア王国、紫萌の住んでいる藍天梁国、ラトの住んでいるレシスタルビア帝国、ツキ(ノクスデリアス)の住んでいる「全知の塔」の四種類だけですが、実際にはもっと沢山の国とか勢力とかがあるのです。そちらも、そのうち出てくるかと思われますが。
国のことに関しては、まあ本編がもう少し進んでからということで。今回は、人種とそれに関する外見の違いについてちょっとだけ。
クラヴィーアは本編中(風の謡2話)にもあったように、国民の大半がプリサ人という人種です。
容姿は大抵コーカソイド系(いわゆる白人)で、肌の色が白く、全体的にメラニン色素が薄め。
黒髪とか黒い目を持つ人は滅多にいません。少数民族の居住区と近い地方では、ハーフの子供などでたまにいるようですが…。
虹彩の色は、黒がいないくらいなので大体薄いです。でも、ブルーもいればグリーンもいて、ヘーゼルもグレーもいます。
アルトはかなり、スタンダードにそこそこ白い肌、ちょっとプラチナ系の金髪です。人種の分類とかを少し習った人なら、一目でプリサ人だと想像できそうな風貌をしてます。
でも、メラニン色素が薄いと言えばなんといっても「全知の塔」の住人だったり。
彼らは位が高ければ高いほど、アルビノである具合が強いのです。
アルビノって言うのは先天的にメラニン色素を持たない生き物のことをさすので、ともかく色が薄い。白い兎とかも、これに含まれるのかな??
この場合瞳孔は血管の色が透けて見えるので、赤く見えます。だから、塔の住人の瞳は大抵赤く見えます。下の方ではたまーにパープル(アルビノの次に色素が薄い)の目の人とか、日光で髪が黄色くなった人なんかもいるようですが、塔では軽んじられてしまいます。
けどアルビノってなんとなく神秘的な感じがしますが、ホントは結構大変なんです。
メラニン色素が薄いせいで、皮膚も弱いし目も弱い。
しかし「全知の塔」には太陽の光から彼らを守る力があるので、そこでは上手く生きていけるのです。
その代わり、だから塔の人間は滅多に塔から出かけません。環黎が会合のためにわざわざ出向いたのも、そういう事情があったからです。
逆に太陽の光とか、自然環境に強い肌なんかを持っているのは、ラトのようなソンツァ人。
ラトの住むマカオの町があるレシスタルビアにはかなり様々な人種の人間がごちゃ混ぜに住んでいて、ソンツァ人というのも、そのうちの一種です。
彼らの肌の色は古モンゴロイド系(ネイティブアメリカンとか南米に多い)なので、日本人のようなモンゴロイドよりは幾らか肌の色が黒く、彫りも深かったりします。
髪の色は、基本的に栗色以上に薄いことはなく、茶色や黒が主流。先述の通りレシスタルビアには様々な人種が入り交じって暮らしているので、目の色などはは様々です。
ただしマカオの町みたいに偏狭にあって、排他的な地方では、基本的に同じ人種の人間の中で暮らしてきているので、外見特徴は似ている者同士が多い様子。ラトは捨て子で親がどの地方の人間かすらわからないので、周囲とは多少違う目の色にもコンプレックスがあったようです。(数と比べたら些細な問題ですが…
藍天梁は、新モンゴロイド系(日本人とか中国人とか)です。
いわゆる黄色人種で、顔も平面的。藍天梁もレシスタルビアほどではないにしろかなり大きな国で、人種も多く存在するけど、肌の色が白いとか、髪が黒いとかっていうのが美人である要素にカウントされます。女性の場合は、髪がどれだけ綺麗かとかも。(でも長さは関係ない
紫萌は結構いなかっ子で、ちょっとチベット系の顔立ちをしています。髪は真っ黒でストレートだけど、肌の色はあまり白くない感じ。
………まあ、これはあくまで文を書いているときのイメージなので、お絵かきするときなんかは全然関係なく書いたり塗ったりしてますけどね