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久乃さんから頂いた、物書きさんに突撃してみるバトンです。
かなりがっつり書いちゃったので、興味がおありの方はお暇なときにどうぞ(笑)
あれこれ書いてますが、どれも私個人の意見です。一般的なものとも思っていませんし、意見を押しつけるつもりもないので、その点は先にご了承くださいね!


【物書きさんに突撃してみるバトン】~私流小説の書き方~

● はじめましてこんにちは!突然ですが、あなたのHNと物書き歴を教えて下さい。
● 今日は御指南よろしくお願いします!
えっ、なんて爽やかなスタート(笑)
里見透です。
物書き歴は……パソコンで打ち始めてからは九年くらい。でも小学校低学年の頃からお話考えるのは好きだった気がします。
よろしくです。

● あなたが小説を書く「手順」を、下の括弧内の言葉をできる限り用いて詳しく説明して下さい。
(ストーリー構成・世界観・登場人物・書き出し・伏線・エピソード・台詞・エンディング・推敲・テンポ・タイトル)

何を書きたいかによって違います。なので毎回全く違う手順です。その時の気分。
……じゃ、だめか。なんだかこれ、設問が高校のテストの論述みたい(笑)政経とか歴史とかの。
でも無理矢理文章無いに組み込まなくても…良いよね?

では旅譚を例にとってみようと思います。
それにしてもうちの話って、旅譚にしろ歯車にしろ特殊(?)なんで誰の参考にもならなそうですね。

【まず前提として】
あの話の場合は三人の主人公とそれぞれのなんとなくのバックヤードをあらかじめ決めてありました。元々は別々の三つの物語の予定だったので。
でもそのままだとフツーだったので、三つの話を同じ世界観で同時に進めてみよう!と思いたったところから旅譚の執筆が始まりました。
ちなみに手順っていうことなんですが……目指しているものが「話が進むのと一緒に成長する物語」なので、割とどれも同時進行です。だからちょっと、質問とずれてしまうかも…。

【ストーリー構成・エピソード】
それぞれに「この子にはこういう
・仲間
・見せ場
・最終的な地位(物語上のゴール)
を作りたい」というのがあったので、それを相互に意味のあるものとして昇華できるようにストーリーを構成しています。そこにどんどんエピソードを付着させていく感じ。
とか凄そうなことを言ってみる。
実際は程よく伏線を張って程よく関係を持たせてたまに盛り上がってみたり焦らしてみたりになるように、位のことしか考えてないです。フィーリング!

【世界観】
世界観は旅譚の場合、「こういう人たちを活躍させるにはどうしたらいいか」という方を優先して後付けしました。
旅譚の前に書いていた長編(歯車じゃなくて)はおかしいくらい事細かに世界観を組み立てるところから始めたんですが、その反動なのか、旅譚はあんまりかっちり決めたくないなぁと思います。
ただ世界観をどれだけ作り込むにしろ、長編ファンタジーにありがちな、だらだらとひたすら世界観の説明がある小説って割と苦手なので、それだけは今後も絶対したくないな。あくまで何気ない会話とかから感じてもらいたい。
……なんかハードルを上げてしまった、か?
そんな大したことではなくて、正直なところ言葉でだだだっと説明してしまうよりも、登場人物一人一人の視点から語っていった方が、世界が大きく見えると思うんですよね。同じ程度の設定しかして無くても。
……え、せこい?(笑)

【登場人物】
始めは、「踏ん張りがきく」とか「白黒はっきりしないと気持ち悪い」とか「自分に自信がない」とか、本当に根本の部分だけ決めます。
現実の世界でそうであるように、人なんて環境やら出会った人やらで変わっていくものだと思うので、あんまり「こういうキャラ!!」みたいなのは決めてないです。話が進むにつれて変化していけるように、設定には余裕を持っておきたいな、と思っています。
割と一言で説明しやすい(いわゆる漫画っぽい?)キャラを作るときは、理由があります。でも詳しいことはまだ秘密。
あと、スーパーマンを登場させない、っていうのにも気を遣っています。
「絶対」がある人間は、登場した瞬間うさんくさい話になるので出したくないです。特にメインキャラでは。「うさんくさいキャラ」として書きたいときは、あえて一見何でも出来る感じに書いたりしますが。

【書き出し】
あんまり深いこと考えてないです。自分自身がわくわく出来る感じ……を目指してますが、ここは他のこと以上に自信がない…
風の書き出しとか、正直かなりありきたりですよね……(遠い目)

【伏線】
旅譚は他の謡にまたがって伏線が張れるので、正直めちゃくちゃ楽しいです(笑)
私の張る伏線には二種類あって、話の都合上どうしても気づいて欲しい伏線と、気づいた人にだけ楽しんでもらえたらいい伏線があります。
正直なところ、ネット小説ってそんなに何度も注意深く読まれるものでもないと思うし、ファンサイトとかで隠れた伏線を補完できるわけでもないと思うんですね。だから「ここは気づいて!!」みたいなものについては台詞の中で繰り返したり、覚えやすそうな言葉でキーワードにしたり、工夫しているつもり…です。
逆にさらっとしか書かない伏線は、気づいてもらえなかったらそれでもいいや、と思っています。
そういうジャンク伏線みたいなのは、たまに呟き処でも張っていたりとかします(笑)

【台詞】
あんまり気にしないでさくさく書きます。寝る直前とかお風呂の中とか通学路とかで言葉のやりとりが頭に浮かんでくることがあるので、そういうのを逐一メモしておいて、そのまま使ったりもします。
昔は台詞が続きすぎるとライトみたいで嫌だなーとか、「○○してんじゃねーよ!」みたいなワードで書いたときに下線が出ちゃうような台詞は嫌だなーとか思っていたんですが、最近はあんまり気にしません。それより自然さとテンポを重視するようになりました。多分宮部みゆきさんと、あさのあつこさんの影響だと思いますが(笑)
言葉というのも生き物みたいなもので、時代によって変わっていくんだから、自然ならそれで良いのだと思う。明治時代に一歩違っていたら、べらんめぇ口調が共通語になっていたかもしれない世の中ですし、ね!
――まあ、文章にする以上、度が過ぎるのは苦手ですけどね。ある程度の節度があればという話。

【エンディング】
エンディングについては執筆中にあれこれ思いついて、実際に書いてみたりするんですが、多分使わないと思います。
物語がどういう方向に膨らんでいくか、私には最後の最後まで予想できないから(笑)
ちなみにぷつっ、とさっぱり終わるエンディングを書くのが好きです。拾萬企画の短編とか、割とみんなそういう感じなのでばれているかも知れませんが(笑)
舞台だったら、例えば最後の台詞の後にぱっと証明が落ちて、そのまま幕引きになるような。「皆さんにお見せするのはここまでだけど、彼らにとっては何も終わっていないんですよね。私は語り尽くしましたから!後はご自由に想像してくださいね♪」みたいな終わらせ方に生き甲斐を感じます。
え、あと数行しかないのに、なんでここで新キャラ登場させちゃうわけ?みたいなのも好き(笑)
執筆って、それまでにどこまで語りきれるか、だと思うので。
実は、小説などの後書きもあんまり読まない派です。書くけど。(…)

【推敲】
推敲命です。書いてから飽きるほど読み返して、気の済むまで書き直してから載せています。正直なところ、載せた次の日とかその更新分を目にするのも嫌なくらい何度も読み返します。(なのになんで誤植が減らないんですかね)
だからだらだら伸びるんですねー。でも一度発表したものを後から書き換えるのはあまり好きじゃないので、ここで思う存分直します。

【テンポ】
一文一文、どこに句読点を打つかとかに結構こだわっています。うまくいっているかは別として(笑)
すらすらっと読んだときに、つっかえない感じの文章になるようにしたい…な、と思っています。
だからたまに、例えば「詞」っていう字を使ったとき、これは「ことば」って読んでもらえればOKなんだけど、「し」って読まれたら文字数狂うんだよね、読み心地悪いんだよね……!!と悶えているときもあります。かといってHTMLでルビを振るのもあまり好きじゃないので、結局のところ放置なのですが。
テンポについては、大抵推敲の段階で修正しまくります。

【タイトル】
あっ、これは何も語りたくない……書き出し以上に自信のないところです。タイトル決めるの苦手!!ぶっちゃけ、毎回「誰かに一任したい」と本気で思います。
旅譚も、某所で「タイトル見た時点で読む気が萎える」とか叩かれてたの把握してますしね…(目逸らし)(私もちょっとそう思う)
っていうか、「譚」とか「謡」とか、携帯から感想くださる方に喧嘩売ってるのかっていう話です。
よく、「あっ、ごめんなさい!さっきのコメントで××って間違えてました!」とコメントいただくんですが、全然問題ないです!あんなタイトルにした私のせいですから!!ここは声を大にして言いたい!(笑)
間違ってるなーと思ってもいちいち突っ込まないのは、怒っているからとかじゃなくてむしろ悪いの私だし、と心から思っているからです。すみません……

うおおまた語りすぎてるよ。

● 小説を書く際に心掛けている事は何かありますか?
上でほとんど書いちゃいましたね(笑)
どんなときでも心がけているのは、「枠に縛られず楽しくのびのびと書く!」かな。

● あなたの小説中での、「風景描写:心情描写:台詞」の比率を教えて下さい。
1:1:1
くらいじゃないですかね。わりとどれも同じくらいの気がします。あ、でもそうやって比較してみると、心理描写は他の二つより少ないかな?

● 一人称と三人称、どちらが書き易いですか? また、それはなぜですか?
短編は一人称。長編は三人称。
一人称の方が範囲が限られるので、短く集中して書くには書きやすいです。ただ長編を一人称で書くと、私の腕じゃ間延びすると思います。
三人称は広く辺りを見回せるので、長編を書くとき楽しめます。楽しい方が書きやすいのはまあ当然というか(笑)

● 影響を受けた作家さんは居ますか?
文章面では宮部みゆきさん、松岡佑子さん(ハリポタの翻訳をされている方)、向山貴彦さん(童話物語)等だと思います。
特に松岡さんの翻訳、本当に好きです。字が大きくなったりフォントが変わったりしますが、生き生きしていて大好き。ハリポタは高校の時に原書でもちょっと読みましたが、松岡さんの訳が浮かんでくるんですよね。
翻訳という意味では清水真砂子さん(ゲド戦記)も好きです。アースシーって原書の文章…かなりあっさりしてるから……(笑)ああいう訳し方ができるのって凄いと思う。
あと、あさのあつこさんの心理描写にも感銘を受けました。梨木香歩さんの文章も、さっぱりしていてテンポが良くて、見習いたいです。
ストーリー面は、沢山いすぎて挙げられない(笑)

● 好きな本を挙げて(何冊でも)、その作品の素晴らしいと思う点を語って下さい。
ラルフ・イーザヴ「アルケミスト」
もう相当何度もあちこちで言ってるけど(笑)
でも今でも好き。私の生涯の一冊だと思う。辛くなったら読む、迷ったら読む。
好きすぎてなんだか四冊くらい持ってます。英語と中国語と日本語文庫と日本語ハードカバー。(オタクめ…)あ、でも文庫貸し出し中かも。
うん、でも……。私ごときに何か語れるような本じゃないから…。良かったら読んでみてください。終わり。

● そもそもあなたが小説を書き始めたキッカケはなんですか?
気づいたら書いてた……か、な。
元々お話を考えるのが好きだったんですが、小六の時に「何でも良いから何か作ってこい」という宿題が週一くらいで出されたんです。そこで連載とかやってみたらクラス内で割と好評で、調子に乗って今でも書いてるみたいな。(多分)もう、当時の読者は周りにいないのですが(笑)

● あなたが小説を書く時の環境は?
自室のパソコン前でかたかた打つか、通学中の電車の中でPDA作業です。
パソコン前の時は無音。PDAの時は音楽を聴きながら書いています。
で、ある程度たまったらパソコンでひたすら推敲、推敲、推敲。

● 作製ツールは、ケータイ派?PC派?それとも紙と鉛筆派?
PC派です。でもプロット作業とかは、紙にぐりぐりぐしゃぐしゃと自分にしか読めない字で書き付けるのが好きです。
PDAを持っていなかった高校の時は、携帯でも書いてましたね。通学時間中に。
思えば凄い根性だ。今はもう出来ない……。携帯のみで書いてらっしゃる方、本当に尊敬します。

● あなたの文章(≠小説)に、こだわりや特徴と言えるものはありますか?
これも上で散々書いちゃいましたね(笑)
あ。あと可能なことは自分で体験してみる!っていうのもこだわりかもしれません。
武道やっちゃったり馬&野宿でさすらったり。ただの好奇心のような気もするけど。

● ズバリ、あなたの小説は面白いと思いますか? その理由も教えて下さい。
書いていて楽しければ、それ以上のことは望みません。
でも一人でも面白いと思ってくださってる方がいると良いな。

● 「小説」において最重要事項は何だと思いますか?また、その理由も述べて下さい。(ex. 文の精巧さ、面白さ、ストーリー構成、キャラクター、等々)
全部重要じゃないかな。……難しいけど。
あ、でも「文章はとっても上手いのに中身がありきたり」なら読み進めることは出来ますが(その場合、大した感想は出ないけれど)、「面白そうなのに文章が…」の場合は数行で諦めてしまうので、誰かに読んでほしいと思って書いているものなら、まず文章の巧みさが必要なのかも。

● あなたが「読みたくない」と思う小説はどんな小説ですか?
「☆」「ι」「v」などの記号、顔文字があるのは無理です。
文章が中寄せになってるのはもっと無理です。
台本じゃないのに台本形式なのも読まないです。
「……」や「――」が多すぎるのもあんまり。間にこだわりたいんだろうなというのは伝わってくるんですが、そこは地の文でカバーしたいところ。
「なんとかなんだってばっっっっっっっ!!!!!!!」みたいなのも苦手です。昔は自分もそう書いてたけど。
小説のトップ頁に(特に携帯の場合)予告無しにいきなりばーんとイラストが出てくるのもちょっと苦手です。昔は自分もやってたけど。
伸ばし棒に「~」を使ってあるのも実はあんまり好きじゃない。昔は自分もやってたけど。
スーパーマンばっかりなのも苦手。美形ばっかりとか(笑)
一行目が「何故こんな事になったのだろう」とか、主人公のぼやきだったりするのも……自分でもなぜだかわからないけど、どうもそこで読むのをやめてしまいます。なんでだろ。凄くよくあるパターンなんだけど。
あと最近、「見れる」がやけに気になります。なんか、歯の裏が、かゆくなるっ。「見られる」か「見える」推奨派です。いや、台詞内なら大して気にならないのですが。
行頭下げがないのは苦手だったけど、最近慣れてきたのかあんまり気になりません。

● 以下の言葉を作中で使うとしたら、あなたはどう変換しますか?
誰の台詞か、どういうシーンかによって違うかな。
ウルサイ→うるさい、煩い、うるせえ、やかましい、どやかましい
オレ→俺、おれ、オレ(でも漢字が一番多い)
バカヤロウ→馬鹿野郎、ばかやろう、大バカ
トニカク→とにかく、ともかく
サスガ→流石、さすが、さっすが
ヨロシクネ→よろしく、よろしくね、適当に頼む

● 真っ黒なワンピースを来た黒髪長髪の女の子が、暗闇の中、何かから必死に逃げています。この話を好きに解釈して、小説の一節として文を作って下さい。ただし、「漆黒」という言葉を使ってはいけません。
***
 少女の白い爪先が、冷たい石畳を蹴っていく。夜の町には静寂が立ちこめており、少女のしゃくり上げるような呼吸の音だけが、静かに空気を震わせていた。
 鳶色の長い髪を振り乱し、ただ、ただ、駆けている。
 それは『拒絶』に近いものだった。彼女を取り巻く全てへの拒絶。彼女自身を構成する全てへの拒絶。それが今、彼女の全身を支配しているのだ。
 始めは懐かしく思っていたこの寒空も、今では既に敵でしかない。
 がくんと膝が折れて、少女は地面に手をついた。じゃり、と何かが手に触れる感覚。いつのまにか、霜が降りていたのだ。ここまで素足で駆けていたというのに、そんなことにも気づかずにいた。少女は自嘲気味に笑うと、身につけた質素な喪服へ視線を移す。
(我ながら、お似合いだわ)
 生地は傷み、所々煤けた古い喪服。あの男がわざわざそれを遺した理由など、少女にはとうにわかりきっていた。
 だからこそ、余計に可笑しかったのだ。
 少女は霜を指でなぞりながら、力なく笑い声をあげる。笑い続ける。けれど痙攣するかのように震える体が、その声さえをも惨めなものに変えていた。
(こんなに可笑しいことばかりなのに、――ああ。何か、何かが、痛い)
 一体何が? 心中問うても答えはない。少女は震える肩を腕で抱き、人気のない大通りで一人、立ち上がった。
 歯を食いしばる。口の中でじんわりと、暖かいものが広がっていく。
 進まなくては。
 追いつかれてはならない。囚われてもならない。
 ふらりとよろけて、それでもしかし、持ち直す。再び進みだした彼女の歩みに、迷いはなかった。
「行かなくちゃ」
 呟く声はとぎすまされた矢の如く澄み、駆ける手足は触れる大地を、そしてこの夜の帳を振り払うかのように力強く躍動した。
 ――少女の白い爪先が、冷たい石畳を蹴っていく。
 少女のしゃくり上げるような呼吸の音は、静かな闇にこだました。
***
………前後無しで風景描写って難しいです、ね!!

● あなたの小説で、読む際に読者に注意して欲しい点、見てもらいたい点はありますか?
特にないです。
違和感なくさらさらっと読んでいただけたらそれが一番嬉しいです。
「え、いつの間にか読み終わっちゃったよ」みたいなのがいいな。

● これからも小説は書き続ける予定ですか?
書かないと枯渇して死んでしまう気がします。
創らなきゃ生きていけない。

● いずれにしろ頑張って下さいね。…では最後に。あなたにとって小説を書く事とは?
人生です。(ドン)

● ふぅ。お疲れ様でした!
アマチュアだって、それなりの矜恃はあるんだぜ!(笑)
とりあえず書きすぎだと思います。このバトン、回答だけで7000字超えちゃったよ。
ここまで読んでくださった方も、お疲れ様でした

● 次にこのバトンを回す人を、何名でもいいので指名して下さい。(0~∞人)
ムラリスさん、カンロ飴さん、きなしえんじゅさんに!
もしお時間があればどうぞ~~!!
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(C)制作手帳 / ブログ管理者 里見 透
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