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ちょっとしたネタ、世界観、設定、はたまた更新したものについてのレビューとかを、思いついたときに気の向くまま垂れ流していく。
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■ネタバレ対策を
一切していません■
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ちょっときまぐれに、私がやった自家製本の方法を載せてみます。
元々は業者に頼む方法がわからないから…という理由で自分で作ってたんですけど、上手く行けば意外とそれっぽくなります。
あくまでも、「私はこんな風にしましたよー」というのの紹介ですけども。
材料:
紙
カッター(orはさみ)
割り箸一膳
輪ゴム二つ
大きめのクリップ一つ(二つあればなお確実)
0.今回作るものの完成図

「旅の歯車 上・下」。上巻は紙120枚ちょっと+表紙、下巻は紙100枚ちょっと+表紙でした。
普通のコピー紙だったので、上巻の厚みが11mm、下巻が9.5mmくらい。普通の文庫本の紙は厚み0.065mmらしいですが、売ってないですそんなもの。(どなたかみつけたら教えてください…
ちなみに上巻くらいの厚みの方が、製本しやすかった気がする。
サイズは約A6っていう感じです。文庫本サイズ。
では、早速製本方法に行こうと思います。
1.紙を切りまくる

文庫本サイズにしたかったので、普通のA4の紙を写真の様なカッターで1/4に切りまくりました。
この時若干(本当にちょっとだけ)紙のサイズにばらつきがあった方が、後でノリをつけやすいです。
2.ひたすら印刷する

ひたすら印刷する。本文のページはこんな感じでした。
何かやり方があるのかも知れないけど、私のやり方でA6の紙にワードでヘッダーをつけようとするとどうにも位置がずれました。その為、ページ端のタイトル部分だけは先に普通のドキュメントとして何百枚も刷ってから、本文を更に印刷しています。
もちろん両面印刷。ヘッダーは、開いた時左側になるページにだけつけました。
3.ページの、めくる方の側面をクリップで挟む

この時、一緒に中表紙の色紙を挟み込んでいます。(上に見えてる奴)
ここでしっかり揃えておかないと、後で読むときに手触りが悪いと思います。めくる方の側面と、本の下部をきちんと揃えるようにしてクリップで留めます。ノリをつける側と、上部は多少バラバラでも良いです。
(私は文庫風にしたかったので、上部は敢えてバラバラにしました。揃えたい人は紙を切る段階で注意したらいいと思います)
4.割り箸と輪ゴムで挟む

ノリをつける側の側面を、端から1~2cmの余裕を持たせて割り箸でがっしり挟みます。
クリップが一つしかない場合は、この時点で外しちゃっても良いです。
5.ノリをつける

他を試していないので何とも言えませんが、私はボンドをたっぷり塗りつける方法をオススメします。
爪楊枝で伸ばして全体に行き渡らせ、更に爪楊枝を立ててページをなぞるように、突き立てるように、ざくざくやると強度が増します。多少つけすぎなくらいつけといた方が安心です。
6.割り箸をずらす/乾燥させる

割り箸をギリギリへスライドさせます。この時、割り箸にノリが付いたり紙がずれたりしないように注意。
割り箸をスライドさせ終えたら、その上からクリップで留めて乾燥させます。半日くらい?(季節にもよると思いますが)
7.表紙をつける

一度割り箸を外し、厚めの紙で覆います。ノリで背表紙の部分(の内部)をくっつけたら、再びギリギリの位置で割り箸に挟んで乾かします。
しおりのリボンとかをつけたい人は、この時に挟み込めばいいと思います。
8.カバーをつける

カバーをつけて、完成~
今回のこれは常連さんありがとうございますということで作った物だったので、上下巻セットでお送りしました。
この製本方法について質問などあれば、お気軽にどうぞ~。
元々は業者に頼む方法がわからないから…という理由で自分で作ってたんですけど、上手く行けば意外とそれっぽくなります。
あくまでも、「私はこんな風にしましたよー」というのの紹介ですけども。
材料:
紙
カッター(orはさみ)
割り箸一膳
輪ゴム二つ
大きめのクリップ一つ(二つあればなお確実)
0.今回作るものの完成図
「旅の歯車 上・下」。上巻は紙120枚ちょっと+表紙、下巻は紙100枚ちょっと+表紙でした。
普通のコピー紙だったので、上巻の厚みが11mm、下巻が9.5mmくらい。普通の文庫本の紙は厚み0.065mmらしいですが、売ってないですそんなもの。(どなたかみつけたら教えてください…
ちなみに上巻くらいの厚みの方が、製本しやすかった気がする。
サイズは約A6っていう感じです。文庫本サイズ。
では、早速製本方法に行こうと思います。
1.紙を切りまくる
文庫本サイズにしたかったので、普通のA4の紙を写真の様なカッターで1/4に切りまくりました。
この時若干(本当にちょっとだけ)紙のサイズにばらつきがあった方が、後でノリをつけやすいです。
2.ひたすら印刷する
ひたすら印刷する。本文のページはこんな感じでした。
何かやり方があるのかも知れないけど、私のやり方でA6の紙にワードでヘッダーをつけようとするとどうにも位置がずれました。その為、ページ端のタイトル部分だけは先に普通のドキュメントとして何百枚も刷ってから、本文を更に印刷しています。
もちろん両面印刷。ヘッダーは、開いた時左側になるページにだけつけました。
3.ページの、めくる方の側面をクリップで挟む
この時、一緒に中表紙の色紙を挟み込んでいます。(上に見えてる奴)
ここでしっかり揃えておかないと、後で読むときに手触りが悪いと思います。めくる方の側面と、本の下部をきちんと揃えるようにしてクリップで留めます。ノリをつける側と、上部は多少バラバラでも良いです。
(私は文庫風にしたかったので、上部は敢えてバラバラにしました。揃えたい人は紙を切る段階で注意したらいいと思います)
4.割り箸と輪ゴムで挟む
ノリをつける側の側面を、端から1~2cmの余裕を持たせて割り箸でがっしり挟みます。
クリップが一つしかない場合は、この時点で外しちゃっても良いです。
5.ノリをつける
他を試していないので何とも言えませんが、私はボンドをたっぷり塗りつける方法をオススメします。
爪楊枝で伸ばして全体に行き渡らせ、更に爪楊枝を立ててページをなぞるように、突き立てるように、ざくざくやると強度が増します。多少つけすぎなくらいつけといた方が安心です。
6.割り箸をずらす/乾燥させる
割り箸をギリギリへスライドさせます。この時、割り箸にノリが付いたり紙がずれたりしないように注意。
割り箸をスライドさせ終えたら、その上からクリップで留めて乾燥させます。半日くらい?(季節にもよると思いますが)
7.表紙をつける
一度割り箸を外し、厚めの紙で覆います。ノリで背表紙の部分(の内部)をくっつけたら、再びギリギリの位置で割り箸に挟んで乾かします。
しおりのリボンとかをつけたい人は、この時に挟み込めばいいと思います。
8.カバーをつける
カバーをつけて、完成~

今回のこれは常連さんありがとうございますということで作った物だったので、上下巻セットでお送りしました。
この製本方法について質問などあれば、お気軽にどうぞ~。
以前、拍手のお礼で載せていた「旅の歯車続編もどき」が出てきたので、こっそりこちらへ載せてみます。
あくまでも「続編もどき」なので続きません(笑
それでも良いよ!っていう方は、どうぞ~
あくまでも「続編もどき」なので続きません(笑
それでも良いよ!っていう方は、どうぞ~

091:焚火~100:白い地図までのレビュー。
● 世界の心編総評
もはや何も語ることはございません…。……いや、書きたいことは後書きの方に書かせていただこうと思います(笑
ともかくっ
旅の歯車リメイク作業、これにて終了!!
● 世界の心編総評
もはや何も語ることはございません…。……いや、書きたいことは後書きの方に書かせていただこうと思います(笑
ともかくっ
旅の歯車リメイク作業、これにて終了!!
081:王冠~090:自由までのレビュー。
● 085:故郷
少年にとっては、約二十年ぶりの里帰りとなります。だけどそこには、互いを懐かしむことのできる仲間もいなければ、自分のことに気づいてくれる人もいません。少年は前の方のお題で「自分は生きていると言っても良い状態なのか」と考えますが、それでも死んではいない、けれど普通に生きているのとも違う、実に中途半端な身の上です。
どこにも属さず、どこにも属せない人。心の友も、既に死んだ一羽の鳥だけ。私が書く人物にしては珍しいです。始めは孤独、でもだんだん周りに感化されて…というのはよく書いてますが。
独りで進んで、独りで転んで立ち上がって、この話を書いているとそういう気分になります。
でも孤独なのとは何か違うんだよなぁ…。
私が書いてるのに、少年は勝手に動いていっちゃっているような、不思議な気分。
● 086:賢者の石
先生は確信犯です。
王冠の守り人もその事には気づいてます。
先生はあちこち根回ししているけど、人に頼み事するのが好きではないのです。
王冠の守り人もそれは知っていて、しかもその先代が遠回しに自分に頼み事をしに来たので、とても小気味よく思っています。
つまりはそういう友人関係なのでした。
● 088:亡霊
鳴いたんじゃないんです。
泣いたんです。
● 085:故郷
少年にとっては、約二十年ぶりの里帰りとなります。だけどそこには、互いを懐かしむことのできる仲間もいなければ、自分のことに気づいてくれる人もいません。少年は前の方のお題で「自分は生きていると言っても良い状態なのか」と考えますが、それでも死んではいない、けれど普通に生きているのとも違う、実に中途半端な身の上です。
どこにも属さず、どこにも属せない人。心の友も、既に死んだ一羽の鳥だけ。私が書く人物にしては珍しいです。始めは孤独、でもだんだん周りに感化されて…というのはよく書いてますが。
独りで進んで、独りで転んで立ち上がって、この話を書いているとそういう気分になります。
でも孤独なのとは何か違うんだよなぁ…。
私が書いてるのに、少年は勝手に動いていっちゃっているような、不思議な気分。
● 086:賢者の石
先生は確信犯です。
王冠の守り人もその事には気づいてます。
先生はあちこち根回ししているけど、人に頼み事するのが好きではないのです。
王冠の守り人もそれは知っていて、しかもその先代が遠回しに自分に頼み事をしに来たので、とても小気味よく思っています。
つまりはそういう友人関係なのでした。
● 088:亡霊
鳴いたんじゃないんです。
泣いたんです。